新規起業
弊社では、既存の法人様へのお手伝いのほか、新規起業のお手伝いもさせて頂いております。
起業といえども、その思いはそれぞれだと思います。
脱サラをし、今までの『組織』という殻を破り、夢を抱いて起業する・・・希望を夢見た希業
ある日、突然『起業』に目覚め、周りが見えなくなり、我武者羅に起業に走る・・・奇天烈な奇業
リストラに遭い、何していいのか分からなくなり、とりあえず再就職を探すも 求人がなく、そんな時に儲け話を聞き、すぐに飛び込む・・・危なっかしい危業
起業して、継続して経営を続けていけるのは、全体の3%にすぎない、といわれている昨今、思いついたような起業は地獄の扉をあける一手である・・・と。
そうならないためにも、起業に際して最低限の知識は準備しましょう。
起業するための必須条件と今後の絶対条件8カ条とは・・・
地獄の扉を開けないための その1 羅針盤を怠るな!
自分は何がしたいのか? その売上はどうして作る?
この先どのくらいの資金が必要?
そんなことも数字に落とし込まずに、安易に起業しようとすれば・・・
地獄が待っています。
地獄に落ちる前にやるべきこと、それは・・事業計画書の作成です。
事業計画書を書くことで、見えない落とし穴が見つけられます。
夢だけでやっていける程、経営は甘くないもの・・・
起業とは、地獄の入口だと思ってチャレンジする事が大事です。
また、事業計画書を作成することで、自分の考え方の甘さや、
事業をするうえで必要な事は何か、が見えてくるはずです。
地獄の扉を開けないための その2 持ち金無くして起業するな!
手持ち資金0でも起業できました!!
よく、全額借入で・・・などと耳にしますが、借りたものは返さねばならないもの。
給料と違って大きなお金が手許に入ると、誰しもが気が大きくなります。
少々予定オーバーになっても、『まぁいいか』と思いがちですが、その時点でブレていれば、収入見込みも大きくブレることになりがちです。
計画で数字に落としたのなら、何としても、必ず予算以内に抑えることが肝要です。
自己資金0で起業できる程、今の経済競争には勝てません。
自己資金は最低、開業準備から6ヶ月間の全ての費用の20%は用意すること。
地獄の扉を開けないための その3 安易な契約は身を滅ぼす!
ハイハイと気軽に契約書に印鑑を押している人を見ますが、その契約は今後経営を圧迫 する原因を作るものかもしれません。
主として、今後付きまとう長い契約については注意が必要です。
例えば、家賃、リース、給料など。
固定費は、売上がたとえ0でも必ず支払いを行うもので、今後の資金繰りに大きく付きまとってくるとなると、契約時の交渉が必要であることは理解できるでしょう。
地獄の扉を開けないための その4 小さく産んで、大きく育てろ!
身の丈を知らずに、最初から大きな器を作る事はやめましょう。
怪我をしても擦り傷で済む大きさから始めましょう。
大きな図体が倒れれば、倒れる面積も大きくなりますが、小さな体が倒れても面積は小さくて済みます。
大きくするのは後で十分。先ずは試運転程度から始めましょう。
地獄の扉を開けないための その5 自分の強みをさらけだせ!
起業して、自社の強みは何か?と尋ねても???
このような人が毎日事業をしている・・・
自社の強みが自分で分からずに、なぜお客が食いついてくるでしょう?
起業をするのであれば、自分の得意なモノを十分引き出せる事業をするために起業をすべきです。
他社にはない、うちは○○が得意なんです!ほら、見てくださいよ!って胸張って言えるもので勝負したいもの。
仕事は、自分の好きなことに打ち込まねば、そのうち飽きてきます。
商・・・あきない ― もので勝負しましょう。
地獄の扉を開けないための その6 先ずは皮算用をしろ!
決まっていないものを当てにして計画を立てる・・・一件『えっ?』と思われるかもしれないが、ここで大事なことは、それを実現するためには、いくら売上が必要?ということを知らねばならない、ということ。
支払が毎月これだけあるから、これだけ売らなきゃ損しちゃう・・・ということがわかれば、目標も定まってくるだろう。
闇雲に事業を行うより、よっぽどマシだ。
そのためにも、資金繰表(いわゆる収支表)はしっかりと作ろう。
地獄の扉を開けないための その7 転んでもタダでは起きるな!
計画通り行かないのが商売。上手く行くのであれば皆起業するであろう。
殆どがうまくいかないのが現状だ。
そこで大事なことは、毎月の数字(売上、仕入、経費)を穴が空く程眺める事が大事。
そこから、うまくいかなかった『原因』を把握する。
原因が分かったら、それを『解決する方法』をいくつか挙げる。
解決する方法を挙げたら、それを『実行』する。
そして、翌月にまた同じように繰り返して『習慣』する『癖』をつくりましょう。
地獄の扉を開けないための その8 天狗になるな!
少々軌道に乗ったからといって、すぐに事業拡大を図る人がいるが、『災害は忘れた頃にやってくる』もの。
一極集中し、もっともっと利益がとれる方法を試してみる。
そうすることで、成功するための己の『ノウハウ』が蓄積される。
敵と戦う時には、同程度の戦力では負ける可能性も出るが、戦力を蓄え
圧倒的な戦力となることで、勝利を必ず手に入れられるものとなる。
先ずは、じっくりと利益を蓄積することです。
株式会社ソーキューブ
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